「アンタッチャブル」
スティーヴン・H・ブラム（撮影監督）保管/クラップボード、スクリプト、シューティング・スケジュール

禁酒法時代のアメリカ(シカゴ)を舞台に、ギャングのボス＝アル・カポネ（ロバート・デ・ニーロ）と米財務省特別捜査チームとの壮絶な戦いを描いたアクション・ドラマ「アンタッチャブル」で、ブライアン・デ・パルマの右腕として撮影監督を務めたスティーヴン・H・ブラムが保管していた、クラップボード／スクリプト／シューティング・スケジュール・シート（全て撮影中、実際に使用されていたもの）。
シューティング・スケジュールでは、全篇の各シーンをどの順序で撮影をしていったかの詳細が記され、スクリプトには撮影中のブラムによるメモや名前のサインが書き込まれている――ラストページでは、エンドクレジットへの繋ぎとなるエリオット・ネス（ケヴィン・コストナー）の決めゼリフ＜I think I’ll have a drink（一杯やるさ）＞が感動を甦らせる。フレーム・フォト（額装写真）は撮影合間のスナップショットで、ブライアン・デ・パルマ監督他、キャストのケヴィン・コストナー、ショーン・コネリー、ロバート・デ・ニーロ、製作者のアート・リンソンが顔を揃えている。